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洗掘対策に、合成樹脂系マットという選択。

港湾・河川構造物を、やわらかく、長く、経済的に守る 

洗掘や吸出しから構造物を守るため、港湾・河川・海岸では、現場条件に応じた工法選定が重要になります。

合成樹脂系洗掘防止マットは、軟質塩化ビニール樹脂を主体とした洗掘防止工法です。
地盤への追従性、施工性、耐久性、経済性を兼ね備えている、その理由について詳しく解説していきます。

目次



  • 合成樹脂系マットの強み、要点

  • 合成樹脂系マットが選ばれる8つの理由
  • 理由1:地形に追従しやすい
  • 理由2:施工しやすく、接続も容易
  • 理由3:波浪・流水に対する安定性
  • 理由4:吸出し防止材としての実績
  • 理由5:上載物に対する耐久性
  • 理由6:環境安全性への確認
  • 理由7:現場に合わせた形状製作
  • 理由8:最大5層の積層構造に対応

  • 合成樹脂系マットの強み、まとめ
  • 経済性と安定供給を支える生産体制
  • 用途に応じて、最適な工法を選ぶために

  • ご質問にお答えします。
  • Q&A
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合成樹脂系マットの強み、要点

 ✅ 経済性  
 施工性・運搬性にも優れた、高いコストパフォーマンス。
 ✅ 信頼性 
 第三者機関による試験が裏付ける、60年以上の供用実績。
 ✅ 自由度 
 三角形も、台形も。現場に合わせた形状で、材料ロスを低減。
サンスイの製品は、海面水位上昇により侵食された砂浜再生のための離岸堤建設、養浜造成工事に供給
サンスイ アンカーマット
アンカーマット敷設後
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合成樹脂系マットが選ばれる8つの理由

理由1:地形に追従しやすい

合成樹脂系マットは、柔軟性が高く、不陸のある地盤にもなじみやすい構造。

硬い材料では追従しにくい地形でも、マットが地盤形状に沿って設置されることで、洗掘防止材としての機能を発揮します。


八戸港・清水港写真。 合成樹脂系マットは、地形に追従しやすい

理由2:施工しやすく、接続も容易

合成樹脂系マットは、ロール状で搬入できるため、現場での取り回しに優れています。

また、継手金具などを用いることで、マット同士を現場で接続しやすく、広い範囲への連続施工にも対応。


アンカーマットのロール状での積み込み
アンカーマット接手施工

理由3:波浪・流水に対する安定性

合成樹脂系マットは、先端部を地盤へ固定し、必要に応じてアンカーやRCパイルを併用することで、波浪や流水に対する安定性が向上。

現場条件に応じた設計を行うことで、港湾・河川・海岸など幅広い場所で使用できます。


RCパイルとアンカーマット

理由4:吸出し防止材としての実績

合成樹脂系マットは、防砂板・防砂シートとして港湾分野でも多くの使用実績。

地盤や構造物の条件に応じ、吸出し防止材として適切に設計・施工することで、基礎地盤の安定に寄与します。


アンカーマット施工例.1


アンカーマット施工例.2


アンカーマット施工例.3


アンカーマット施工例.4


理由5:上載物に対する耐久性

消波ブロックや捨石などの上載物がある場合でも、合成樹脂系マットは弾性と伸びにより荷重を分散・吸収しやすい特性があります。

現場条件に応じた厚み・仕様を選定することで、上載荷重を考慮した設計ができます。


アンカーマット 上載物に対する耐久性
アンカーマット敷設後

理由6:環境安全性への確認

山水産業では、材料の環境安全性についても確認を行っています。
PVC材料については重金属溶出試験を実施し、基準に適合しています。

関連ページは以下。(別ウインドウが開きます)


理由7:現場に合わせた形状製作

合成樹脂系マットは、現場形状に応じて三角形や台形などの異形加工が可能です。

そのため、護岸形状や構造物に合わせた効率的な製作ができ、材料ロスを抑えることができます。

また、ロール状で輸送できるため運搬効率にも優れ、施工性・経済性の向上にもつながります。


現場に合わせた形状製作:拡大
現場に合わせた形状製作:広範囲

理由8:最大5層の積層構造に対応

サンスイならではの強み。
当社のアンカーマットは、塩ビシートをラミネート加工した多層構造に対応しています。

最大5層まで積層でき、経年劣化や万が一の傷などが生じた場合にも、直ちに全厚の貫通につながりにくい構造です。

用途や現場条件に応じて層数・厚みを選定することで、より高い信頼性が求められる施工にも対応できます。




合成樹脂系マットの強み、まとめ

経済性と安定供給を支える生産体制

 合成樹脂系マットは、ロール状にまとめて搬入できるため、輸送効率に優れています。

また、当社では、生産工程で発生した端材や在庫材を再加工し、適切に有効利用すること

で、資源の有効活用と安定した製品供給に取り組んでいます。

近年は原材料価格の変動や供給不安が大きな課題となっていますが、当社では、長年培ってきた生産技術と材料活用ノウハウを活かし、安定供給に努めています。

工法選定においては、初期費用だけでなく、施工性、維持管理性、供給安定性を含めた総合的な評価が重要です。


用途に応じて、最適な工法を選ぶために

 洗掘防止工法には、アスファルトマット、石かご、グラベルマット、合成樹脂系マットなど、さまざまな選択肢があります。

それぞれに適した条件があり、どれか一つが常に最適というものではありません。

当社は、現場条件、波浪条件、地盤条件、施工条件、維持管理性、経済性を総合的に考慮し、合成樹脂系マットの適切な活用をご提案します。


ご質問にお答えします。

Q&A

Q:❓「塩ビは環境に悪いのですか?」

A:いいえ。塩化ビニール樹脂は、用途・配合・使用環境によって評価すべき材料です。

一律に「塩ビだから環境に悪い」と判断するのではなく、実際の材料仕様、試験結果、使用実績、設計条件を確認することが重要です。

当社製品は、港湾・河川分野で求められる性能を踏まえ、耐久性・施工性・環境安全性を確認しながら使用されています。

詳しい試験結果や技術資料は、下記の『技術資料ライブラリー』をご参照ください。

▼お気軽にお問い合わせください



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